「誰も謝れなんて言ってねぇよ」
そう言いながら私の顎に指を添えた彼は、もう一度こっちを見ろとでも言うように私の顎を上げた。
再び視界に映った彼の瞳はさっきと変わらず魅惑的で。図星を刺されたばかりなのにまた見つめてしまう。
この胸中に渦巻く感情をなんと言い表せばいいのか分からなくて。
今の私には、この感情を表す上手い言葉が見つからなかった。
けど、一つだけ分かっているのは、この吸い込まれるような魅惑的な漆黒をずっと見ていたいということ。
「そうやってずっと俺のこと見てろよ」
「……え?」
「お前のその目、気に入った」
「っ」


