「は?」 「……あ、ごめんなさい」 見つめていた瞳がいぶかしげに揺らいだことに気づいてあわてて謝った。 けど、目は漆黒の瞳を見つめたままで。 どうして彼から目が逸らせないのか、自分でも分からなかった。 きっと、見ていたかったんだと思う。 暗闇に映る透き通ったその綺麗な瞳を。 私をまっすぐ見つめている、その魅惑的な瞳を。