キミを奪いたい




「……あ?」

「は?」

「……ん?」



ほぼ同時に侑真と瑠衣、颯太の声が重なって、


「え?」


私となっちゃんはなんで三人がそんなに驚いているのか分からなくて首を傾げた。



「ちょっと待て。お前今、真っ先に本妻の息子のチームを潰したって言ったよな?」

「……あぁ」

「マジかよ!!」



静かに頷いたリョウとは反対に、さっきよりも驚く瑠衣。


ちょっと待って。ほんとに分からない。

なんでそんなに驚いているの?




「本当にアイツが本妻の息子なのか?」

「あぁ。そうだ」

「……あー、だからあんなに必死になってたのか」



一人納得している侑真に、余計に疑問符が頭の上を飛び交う。



「ねぇ、アイツって誰なの?分かんないよ」



そう侑真に聞くと、侑真は複雑そうな顔で衝撃的な言葉を告げた。




「雷神の総長が本妻の息子だ」