雷神とのことをメンバーたちに報告した後、まるで集会を見ていたかのようにタイミングよく現れた鳳皇の幹部。
倉庫に入ってきた瞬間緋月のメンバーたちは誰だか分からなくて、すぐさま戦闘態勢に入った。
けど、侑真が「敵じゃない」と制すると、すぐに威嚇を止め、メンバーたちは私たちの元へと向かう鳳皇幹部を食い入るように見つめていた。
そして、侑真が前へ一歩出て、「紹介する」と声を張り上げると、
『俺、自己紹介したい!』
鳳皇の“リン”さんが挙手でそれを止めた。
笑顔で侑真の隣に並んだリンさんは、まるで選手宣誓のように右手を上げ、自己紹介を始める。
それがさっきの鳳皇幹部さんとの掛け合いだ。
『なっちんの友達のチームと同盟組めるなんて嬉しいなー』
「……リンさん、ここでそこ呼び方はやめて下さい」


