「リンさんは一つ上だから、あと一年もしない内に世代交代するんだ。俺は一応リンさんの世代の幹部候補になってる」
「鳳皇の幹部候補!?お前そんな強ぇのかよ!?」
「強くないよ。喧嘩は人並みだと思うけど、俺は参謀的な?」
「あー、なるほどな」
お前に合ってると思う。
と、深く頷いている瑠衣。
それを聞いた私も、それならなっちゃんっぽいかも、と小さく頷いた。
なっちゃんは喧嘩してるよりも、指示したりしてる方が合ってる気がする。
何度想像しても喧嘩してる姿はピンとこないというか。
「幹部に壱(イチ)さんって人がいるんだけど、その人がすっごい人でさ。頭が切れるってあぁいう人のことを言うんだろうな」
「へー、そんなすげー人いるんだ。さすが鳳皇」
「壱さんが今の参謀だから色々教えて貰ってるんだ」
「那智、次期参謀だもんな」
「うん、そう」


