座っていた女「はじめまして。日馬(はるま)と申します。日馬富士の日馬ー。」

入ってきた女「私、大海(たいかい)です。大海真美ー。千代大海の大海ですー。」

日馬「相撲つながり、だねぇ。」

大海「ですね。」

日馬「それで、大海さん。」

大海「はい。」

日馬「あなたが思いを伝えたい相手というのは、誰?」

大海「元カレです。」

日馬「元カレー。終わっていない。」

大海「わたしの中では。」

日馬「こんな時代です。ラインでもなんでも。。」

大海「わたし、、字が書けないンです。」

日馬「そうなの。」

大海「彼にきちんと思いを伝えたくてー。」

日馬「ヨリを戻したい、とー。」

大海「(コクリとうなずく)」

日馬「ふむ、これは大仕事ね、、引き受けましょう。」

大海「本当ですか?!」

日馬「えぇ。」

大海「ありがとうございます!」

日馬「ただし。」

大海「はい。。」

日馬「報酬を先に受け取っておこうかしら。」

大海「あぁ。。」

日馬「ないわよねぇ。。」

大海「。。。。。。」

日馬「ねぇ。。」

大海「。。あります。」

日馬「あるの?!だ、だって、1000万、よ、、?」