風に吹かれた奇跡

「どこにいるのかもわからなくて生きてるのかもわからなかった。

でも毎日毎日お前のことばっかり考えてた。

近くにいなくてもお前のことで頭の中いっぱいでお前の笑顔がずっと俺の中にいた。




...好きだ。美羽。」


「わたしだって同じだよ。大樹くん。」




公園に咲いていたナデシコが風に吹かれて小さく揺れた。