「びっくりした。おはよう、来るの早いね」 「今日はなんとなく早く来た」 部室の鍵を開けようとした時、 視界の隅であの男の人が通り過ぎるのが見え、思わず目で後を追う。 「転校生か」 「えっどうして知ってるの? 」 「知らないけど、私服だから そうかなって」 私は納得して、途中まで回していた鍵をひねりドアを開けた。