するとその子は私の元にスタスタと歩いてくるではないか 「お姉さん、その子迷子センターまで連れて行ける?」 なんで私が… 「わかりました、」 子供の手前断れない どうしよう 二人になってしまった じーっとこちらを見つめてくる 「君、名前は?」 「…。」 なんで無言なの… 「りんご。」 名前りんごなの!? 「りんご…」 ん? ふと気づく この子の視線は私ではなく、 「これ?」 りんご飴だった、