「調剤薬局の…受け付け?」
『そう。正社員で来週から働ける事になったの。
さ、食べましょう?
いただきます』
よそって貰った鍋料理を食べ始める由宇を見て、俺も、箸をつけ始めた。
「社員で雇ってもらえるなんて凄いじゃん」
食べながら言うと、由宇は箸を置いて、テーブルサイドの本ラックから何か冊子のようなものを取り出した。
『実はね、通信教育で調剤薬局事務の資格をとったのよ。そのお陰かも』
聞けば、3ヶ月自宅で講習を受けて、年に数回ある試験を受けて資格を手に入れたと言う。
「いつの間に……。勉強してるなんて全然気がつかなかった。
でも良かった!働きやすい職場だといいな!」
大分前に見かけたセクハラ野郎のいる職場から、離れてくれ良かった。
次の職場では由宇に手出しするヤツがいなきゃいいんだけど。
『この歳になって勉強するのもなかなか楽しかったわ。
他にも何か資格取りたいって最近考えてるのよね』
なんだか生き生きした表情で話す由宇は、以前に比べてますます綺麗になってきた。
『そう。正社員で来週から働ける事になったの。
さ、食べましょう?
いただきます』
よそって貰った鍋料理を食べ始める由宇を見て、俺も、箸をつけ始めた。
「社員で雇ってもらえるなんて凄いじゃん」
食べながら言うと、由宇は箸を置いて、テーブルサイドの本ラックから何か冊子のようなものを取り出した。
『実はね、通信教育で調剤薬局事務の資格をとったのよ。そのお陰かも』
聞けば、3ヶ月自宅で講習を受けて、年に数回ある試験を受けて資格を手に入れたと言う。
「いつの間に……。勉強してるなんて全然気がつかなかった。
でも良かった!働きやすい職場だといいな!」
大分前に見かけたセクハラ野郎のいる職場から、離れてくれ良かった。
次の職場では由宇に手出しするヤツがいなきゃいいんだけど。
『この歳になって勉強するのもなかなか楽しかったわ。
他にも何か資格取りたいって最近考えてるのよね』
なんだか生き生きした表情で話す由宇は、以前に比べてますます綺麗になってきた。