2人きりになって由宇さんは俺にすごい剣幕で怒鳴ってきた。



少しやりすぎたかな。ごめんね?




でも、勘弁してね。





やっと出会えたんだ。





由宇さんを変えてくって方法しか側にいれる理由思いつかないんだ。





うんともすんとも言わなくなった由宇さんに「交渉成立」と告げてそのまま行き先を告げずにマサの店へと向かった。




店前について、目的を知り、髪型なんて絶対変えないと言う由宇さんに、




「しおり。返さなくてもいいんですね?」




脅しと思われてもしょうがない一言を言って、無理やり納得させる。






そのままマサに由宇さんを預けて俺はある所へと向かった。