中学1年生になったばかりの私は……
毎日が楽しくて、幸せで……
笑ってた……


「私、竜ちゃんといると楽しくて毎日笑っちゃう!」


そして……素直だった。
自分の感情を押さえるのが苦手で泣いたり笑ったりしてた。


「ははっ!急になんだよ。俺も楽しいよ?」


竜ちゃんが笑顔を私に向けて、優しく髪を撫でる。


ああ……好きだなぁ……
私も照れながら笑った。