「なによ?」 彼の指の先を見てみると目の前にはクレープ屋さんが…… 笑顔で可愛らしい店員かんがクレープを作っている。 ほのかに香る甘いクレープの香り。 「おいしそう……」 「ここ新しくできたんだってさ。早瀬、何食いたい?」 「んー……どれにしようかな?」 ショーケースに飾られてある本物そっくりなサンプルをじぃーっと見つめる