お客さんはずっと待っていたのか、ガードレールに腰をかけていた 「1人で帰るの?」 たまに待ち伏せをするお客さんがいる あの時間で付き合ってるという錯覚を起こす人もいる 私は営業時間外は接客なんかしない 無視して駅まで早歩きで向かった 「あれ、ゆいちゃん無視〜?」 そう言って肩に手をまわしてきて、私の耳元で囁いた 「俺の部屋で最後までやろうよ。」 私は彼を振り切って走った 気持ち悪い 私は体は商売にしてるけど、心までは売ってない 仕事は仕事 お客と寝るほど私は落ちぶれてない .