ハッと目がさめる。
部屋を見渡すと、そこにいたのはわたしだけで。

何か、懐かしい夢を見た気がする。
もう、何年前のことかな?よく覚えていない。
ただあの時はないが起こっているのかわからなくて。
確か…、あ、れ…?なんだっけ?
まあいいや。なんか朝から嫌な気分。
……ぱぱ、まま…
「会いたいなぁ。」

ううん!こんなこと考えるのやめよう。
「さっ、起きなきゃ!」

プルルルッ プルルルッ
あれ?電話?お兄ちゃん!
プッ
「もしもし、お兄ちゃん?」
『ああ、葵。そっちはどうだ?』
「………………………………………


お兄ちゃんに会えるの楽しみにしてるね!」

さっ、準備しなきゃ♪




この時、もっと深く考えていれば。私は、今どうなっていただろう?幸せになってた?ううん。今でも十分に幸せだ。

そして、言わなくても、私の心に常に渦巻いているのは……。
これは、私だけのポリシー。他の誰にも、関係ない。

さよなら。私は、明日を、未来を、目指して歩く。

ゴメンネ?あなたたちは、私を許してくれる?