うーん、髪は洗わなくていいか。汗流す感じでいいよね、学校に遅刻したくないし。
ガチャ

シャーー

キュッ

ガサゴソ

ガチャ

「ふぅ。気持ちよかったぁ」

ガチャ

「え?」
「は?」
「「え、 / は、」」
「「えええぇええぇええぇえええぇ / はああぁああぁああぁあああぁ!?」」

「ななななな、なんで女がここにいるんだよ!?葵はどこだ!」

→私、唖然
→玲央、言葉遣いが悪い

「れ、お?玲央だ、よね。」
喋り方が... たまに出てたみたいなやつになってる?

「は?なんで俺の名前をって...... その声、葵かよ?」
「う、うん。」
「は?え、え?あれ、えっと、さっきの話し方は.......」
あ、話し方戻った。あれ、でも、そこ!?
「って、えええぇえぇええ!?おんなぁあ!?」
ビクッ

「なんで、なんで女がここにいるんだよ!?」
「え、えっと、っこ、これは......」
「出てけよ。」
「(ビクッ) ご、ごめな…さ、おこら、ない…で、くださ……」
そこまで言って私は泣き出してしまった。
それを見た玲央がそっと私に近づいてきた。
「おまえ、そういやぁ、他人と関わるのが怖いみたいなこと言ってたけど、本当は、」

「……男が、"恐い"んじゃねぇの?」
ビクッ
「こ、こっち…こないで……」
「お前、俺を騙したんだ。胸糞悪りぃ。どうやって責任を取る?」
その言葉を聞いた瞬間、わたしはサァっと血の気が引くのを感じた。
「や…だ…。おねがっ、こっちこな……、」
その瞬間に、私はここにくる前に見た夢を思い出した。あの人たちと重なる。私のせいで、
フコウニナッタヒトタチ。
「ぃ、いゃぁああっ!来ないでっ!いやああっ!はあ、はあ、はっ…………ご、めんなさ、ごめんなさい、ごめんなさい。ごめんなさい!」