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「はああ!?メガネを取られそうになって気を失ったぁ?」
「「「ああ」」」
「それだけで?」
ギクッ!ば、ばれた?
「お前、一体過去にどんなことがあったらそれだけ人に怯えることがあるんだ?」
『いや、確かに人が怖いって言うこともありますけど、私は女子で、男の子が苦手なんですぅ!』
なんて、言えるわけもなく………
「あ、あはは」
「まあ、いいけど。これからは慣れていけよ?この俺と同室になったんだ。いつまでも俺を避けることなんてできねえんだからよ。」
……………え?なんか、キャラ、違くないですか?
「なぁんてね!さ、なんか質問とかない?」
あ、嘘だったんだ。よかったぁ。
質問かぁ。あれ、そういえば……
「始業式はないの?」
「「「あるよ」」」
「いつ?」
「「「明日」」」
は?え、なんで?普通学校初日だよね。
私が頭にはてなを浮かべていると、栄斗がため息をついてから説明をしてくれた。
「今日は、お前みたいに新しく入ってくるやつもいるだろ?高校にはお前ぐらいしかいないけど。それだから、疲れてるだろうって言うのもあって、1日目はしっかり休む。そして、明日これから初めての人たちのための説明会?的なものがある。」
へええ。お兄ちゃんもよく考えたな。
ん?学校、初日?でもお兄ちゃんは確かに
『勇斗、転校生連れて来たぞ。入れー。』
って言ったよね?あれ、私新入生?転校生?
「栄斗、なんで俺転校生扱い?普通に新入生だろ?」
「「「んあ?」」」
は?んあって何、んあって。みんな話聞いてなかったな。
「なんで俺転校生って紹介されたの?」
「当たり前だろ?高校から入ったのは、この学校立って以来、お前が初めてなんだから。」
「はあああっ?」
私が最初!?
「何、この学校大丈夫!?」
すると拓斗が
「あれ、学園長に特別に入れてもらったわけではないんですか?」
「「「は?」」」
「え、なんで学園長に特別に入れてもらえるの?」
「「「え?」」」
あ、玲央は違うクラスだから知らないんだっけ?



