。3日目。
その頃、雛はあることの準備をしていて、
華のお母さんに電話をかけていた。

雛「あの、華のお母さんですか⁇雛です。」
少し緊張気味の雛の声は消えそうなぐらい小さかった。

華母「あっ。雛ちゃん。どうしたの⁇」
急な電話に少し驚いていた。

雛「華のことで一つ。華にとっても、、、
1番良い思い出を作ってもらおうと思って。」
雛からとても良い提案を聞いて、

華母「良いと思う。華もきっと喜ぶわ。
私は何をしたらいいの⁇」

雛「すごく言いにくいんですけど、
病院から抜け出したいんです。
その日だけ。やっぱり、ダメですか⁇」

お母さんは少し考えて、

華母「悩むところだけど、雛ちゃんが言ってくれたことだし、
華のことお願いね。」
明るく返事が来たので雛は、

雛「ありがとうございます‼︎」
そう言って電話を切った。
これからが大仕事。
この計画の主役に話に行かないと。
雛は、クラスの男子の『蒼葉』に声をかけに言った。

華は気づいてないけど、可愛らしくて
このクラスの女子の中でも上位に入る。

そして、蒼葉もクラスの中では、イケメンな方
その蒼葉に向かって、雛は必死に説明していた。


その頃、華はずっと夜寝ていなかった為に今日は
ほとんど眠っていた。
お母さんが来て、声をかけても起きないから
慌てて先生をよんだが眠っているだけといわれ
静かにしてあげようと帰っていった。

夕方、華は目覚めた。
時計を見てびっくりする。

華「あれ⁈私こんな時間まで寝てたの⁇
今日1日何やってんだ。私は。」

そして、夜になる。
また、いつもの慣れない夜。
今日1日無駄にしてしまったから、今日は早く寝よう。
そう思ってスヤスヤ眠った。