Still The One ~今でも大切な人~

え、どうしよう…
もし妊娠してたら…?
まだ高校生だよ…?

「真彩…?まだ決まった訳じゃ無いからさ…。検査しないと分かんないよ…」

検査…する?
…怖いよ…

「今日は早退しよ…?私も一緒に早退するから…!」

そうして、私達は早退して
薬局に向かった。
制服で検査薬を買うなんて…
変な目で見られない…?

「彩海っ…制服で買うのはっ…」

「そうだよね…じゃあ面倒だけど一旦家に帰る…?」

その方が良いよね。
少しでも大人っぽい服を着てこう。
彩海を私の家に呼んで、何故か凄い急いで着替えた。

「どう…?大人っぽく見える…?」

「見えるよ!真彩、身長高いし!」

そう…かな?
一応、彩海にも服を貸して着替えて貰った。
そして、またさっきの薬局にやって来た。
妊娠検査薬を震えた手で取り、レジに向かった。茶色い紙袋を受け取り、外に出た。

「買えた…。買えたよ…」

「うんっ…!頑張ったね真彩っ…」

すっごい汗かいたよ…
よしっ、家に帰って検査しよう。
心臓がバクバクして走ってもないのに息が荒い。

家に帰り、トイレに入った。
あぁ…。緊張するよ…
まだ、結果を見ずにトイレから出た。

「どうだった!?」

「まだ見てないっ…」

怖いっ…。検査薬をギュっと握りしめる。
裏向けていた検査薬を表向きにする。