Still The One ~今でも大切な人~

【恭弥 side】

まだ生徒が来るには早い時間。
そんな時 俺の携帯が鳴った。

『先生っ…会いたいっ。学校にいるからっ。早くっ早くっ…』

今にも泣きそうな声でかけてきた真彩。
どうしたんだ?
俺は、やる事があったけど他の教師に任せて急いで真彩の元へ急いだ。
いつもの空き教室に行くと、真彩は机にうずくまっていて震えていた。

「真彩…?どうした…?」

「先生っ…先生ぇっ…グスッ」

俺に抱きついてくる真彩。
来る途中に痴漢にあったとか!?

「朝っ…優さんが来てっ…。恭弥は私のものだから別れてって言われてっ…グスッ」

はあ…!?意味わかんねぇ
俺は、真彩のものだっつーの。
家まで行くってどういう神経してるんだよ。

「家、調べたのか…はぁ…」

ダメだ。このままだと絶対
真彩は危険だ。

「真彩…。俺の家 来るか…?」

「えっ…?」

俺の家に来るっていうのも
いろんな意味で危険だけど、優さんに何かされるよりかはまし。

「お前を家で1人にさせられない。家でも俺がいたら安心だろ?」

「うんっ…」

真彩を巻き込んでしまって
本当に申し訳ないな…