真彩の気持ちに気づいてるとは言え
やっぱり告白は怖かった。
自分から、告白した事なんて無いし
人間は今でも怖いと思ってる。
でも、そんな恐怖も吹っ飛ばせるくらい。
忘れちゃうくらい真彩が好きなんだ。

そして教師と生徒だけど
俺達は恋人同士になった。
俺は、1年付き合った彼女と性的行為は一切してないと伝えた。
キスの仕方とか全然分からないけど
なぜか、無意識に真彩にキスしてた。
キスってこんなにも暖かくて幸せになるのかぁ…/////

これから、真彩と色んな事を経験して行こう。もしかしたら、真彩の方が俺より経験してるかもしれないけど…
真彩って今までキスとかした事あんのかな…
そりゃあるよなぁ…
あんなに可愛いんだから。

「真彩…?真彩ってさキスとか…俺以外と経験してんの…?」

き、聞いた…!
聞いたの俺だけどなんか
何かもう嫌になってきた…
経験してんだろうな…

「…。ううん。彼氏自体、先生が初めてなんだよ…?だから私も先生と同じだよ…/////」

やべえ 嬉しいッ…!
俺は、真彩を強く抱き締めた。
こんなに喜ぶのは子供っぽいかもしれない。
普通の大人は別に喜ばないかもしれない。
むしろ、普通の大人が付き合うのは同い年くらいだろう。年下と付き合うのはあるとしても、俺らみたいな7歳も離れてるなんて…。
言えば、子供と大人だし。

普通だったら、大人同士で付き合って
それぞれ経験済みだろう。
でも、そんな事は気にしないで
俺ら らしくやってこう。
少しずつ前へ進んで行こう。