これは、真彩には言うつもりないけど
今思えば1番最初に出会った時から
俺は、真彩に惹かれていたのかもしれない。
あの時に貸したタオルを返してもらった時の真彩の顔とか見ると不意にもドキってしてしまったんだ。

教師として、生徒に好意を持つ事。
ましてや、その気持ちを本人に伝えるなんてしては行けない。小説や漫画である様に簡単には上手く行かないし、そんな簡単な話じゃない。

でも、林間学校の2日目
海で真彩の水着姿を見て
もう抑えられなくなった。
教師と生徒だけど、そんなの関係ないくらいに真彩を好きになってしまった。

バレたら俺は退職しなければならないだろうし、真彩も学校どうなるか分からない。
ちゃんと、教師として真彩を卒業させなければならない。
そんな大きなリスクがある…。

でも気持ちを伝えないわけには
いかないって思ったんだ。
だから、林間学校の最終日に
全てのリスクを背負って俺は、
真彩に告白した。