Still The One ~今でも大切な人~

「そろそろ、先生って呼ぶのやめたら?」

「そうだよ真彩。名前で呼んで?」

いつかは言われるって思ってたけど…
いざと思うと照れくさいなぁ…/////

「きょ…きょうや…?」

「ふふっ…よく出来ました」

「気持ち悪いよ先生」

女の子みたいな笑い方をして
喜ぶせん…恭弥…/////
ずっと先生って呼んでたから
慣れないなぁ
でも海月の前で先生って呼んでたら
変だもんね。

「嬉しいんだからしょうがないだろ?」

「あらあら。お邪魔みたいね?あなた」

お母さんは、お父さんを無理やり連れて
どこかへ行ってしまった。

「真彩…」

「あ、きょ…恭弥…?」

「ん…?」

「学校辞めたのって…?」

あの後はすぐ出産だったし
聞く暇がなかった。
これから忙しくなるだろうし
今のうちに聞いておこう。

「あー…。うん。話すよ。俺の実家って病院なんだ。だからそこで働こうと思ってる。継ぐとかそんなんじゃないから安心して?前から医者の道に進めって言われてたんだけどそれが嫌でうちの家族もめてたんだ。」

「え、医者?恭弥、病院の先生になるの?」

「うん。まぁ正確に言ったら本格的な医者じゃないけどな。」

えー…
お医者さんって帰りとか
遅いってイメージとかしか無いんだけど…
子供生まれたばっかなのに大丈夫なのかな…

「大丈夫だよ。たまに遅くなるだけだから。手術とかする医者にはならないから大丈夫」

心読まれてた…
手術とかしない医者ってどんなの…?
そんな医者いるのかな…