Still The One ~今でも大切な人~

夕方、先生はいつもより早く帰って来た。

「真彩ー ただいまっ…」

今日は甘えん坊さんなの?(笑)
ギューってしてくる先生。

「あいつらの事だけどちゃんと解決したぞ。佐藤が真彩と仲良くしてるのが前から気に入らなかったんだけど、俺と結婚して子供までいるのにまだ、仲良くしてるのが更にムカついて写真撮ってバラまいて、皆に真彩を悪者にしようとしたんだって。」

いや、いきなりその話題に変わるのね。

何それ。
そりゃ、自分の好きな人になったら
腹が立ったりするのは普通だけど
これは、やりすぎだよ…

「俺、生徒にあんなに怒ったの初めてかもしれない。」

「なんて言ったの?」

「真彩にこんな事するなんて、普通ならただじゃ置かない。それに、入院までしたんだぞ。子供と真彩に何かあったらどうするんだ。二度と真彩に近づかないでくれ。それから、皆の前で謝れ。誤解を取れ。って言った。」

それは、言い過ぎではないですかね…?
私を思って言ってくれてるのは、むちゃくちゃ嬉しいんだけどさ…

「しばらく停学になったしな」

「は !?」

「当たり前だろ。命に関わるんだぞ?」

そうだけど…

「反省も必要なんだよ。それに、校長命令であって俺はそれについて何も言ってないから安心しろ。
てゆーかむしろ、退学にでもなればいいのに…」




なんだ。先生がじきしきに言ったのかと思った。
いやいや!最後の聞き逃さなかったからね!