「あ、真彩!それに恭弥くん!私達、2日3日はこっちにいるから!」

「えぇ…!?」

仕事忙しいはずじゃ…。
ここに2人とも居て大丈夫なのぉ…?
お母さんとお父さんは、同じ会社で働いていて、結構偉いさんなんだ。

「部下に仕事は任せたから、大丈夫…!」

いや。それは大丈夫とは言わないんじゃないかなぁ…。まぁ、あんなに大事にしてた仕事を部下に任せてまで駆けつけて来てくれたのは、本当に嬉しいけど…!

「あ、そうだ。恭弥は家に帰るのか?それとも、病院に泊まって行くのか?」

あ、そうだった。
昨日は先生が付き添いでいたけど
今日は、帰っちゃうんだよね…
1人で病院で寝るとか絶対無理なんですけどっ
怖すぎるって…

「いや。病院に泊まらせてもらう事にしました!真彩が怖がると思うんで。」

え、私先生に怖がりって事、言った事あったっけ…。何でも分かっちゃうんだなぁ…/////

「あらそうなの !? なら安心ねぇ…!」

「でも、仕事とかあって大変なんじゃないか?恭弥。」

確かに…。ここから学校はそこまで
遠くないけど、お風呂とか着替えとか色々大変じゃない…?

「全然、大丈夫です!真彩の為なら何でも頑張れますからね。」

「ちょっ…/////」

あぁ…/////
だめだぁ…。私今絶対、顔真っ赤だよ…