「えーと、おはよう?」



私は何を言ったらいいか分からず挨拶をした



「ごめんな、遅くなって。あいつに何もされてない?」




「うん、されてないよ。てか、拓って有名人なの?」




「俺か?一般人だっつーの(笑)」


そう言って私の頭をポンポンとする拓




何かをうしろめたそうな顔をしている





「ふ〜ん、一般人があんなに怯えられるとは考えられないけどな〜」




私がそう言うと、まいったという顔で




「分かった話す、でも引くなよ?」




と言った



うん、と私が頷いたのを確認した拓は話し始めた