いつかまた。【完】




「は!?何すんのよ」



そう言って女は俺にビンタをした




「あんたそれでも宝の母親かよ」





「拓…行こ」





俺が女に向かってそう言うと、宝は俺の腕を引き歩き始めた






「……どうして来たの?」






沈黙を破ったのは宝だった