ガラガラガラガラ

教室につくといつもどうり

ごちゃごちゃがちゃがちゃしている

僕は自分の席に座る

そして読み途中だった本を開く

あいつは相変わらずみんなに話しかけてる

多分もうそろそろ…


「なーによんでんのっ!」


「小説…」


「ふーん…私携帯小説とかしか読まないや!宏ちゃんは昔から凄いねぇ」


あはっと笑ながら友達に呼ばれ何処かへ行った

ほんと、よくやるな…と思う


「おい、葛西、ちょっとこい…」


あ、立花 恋、、

いつもあいつにつっかかってくるやつだ

少し心配だが大丈夫だろう…


「あ、うん、わかった!」


とことこついてったし


そう思っていた


でも、、その日あいつらは教室に戻ってこなかった