狼の王さまに笑顔を。

ソファに座りシーンとした部屋で思う。



「今日はね〜!…」

「そしたら〜…」

「ふふっ、ノア〜!…」



いつも笑顔で話しかけてくる音羽を思い、胸が苦しくなる。


どこにいんだよ…音羽…


あいつが居ない夜がこんなにも静かで寂しいものだとは思いもしなかった。


この気持ちは…