狼の王さまに笑顔を。

「邪魔するぞ…」



そう言ってシルビオの屋敷に入る。


そのままシルビオの部屋へ行く。


襖を開け、



「シルビオ…あれ…居ないではないか…」


「あれぇ〜?ノアじゃん!どうしたの??」



びっくりしながらこっちを見ているシルビオ。



「アイツは…どうした…一緒じゃないのか…」


「音羽ちゃん??もうとっくに帰ったよ??」



キョトンというシルビオになにか嫌な予感がした。