そんなことを思ってるのも束の間。


怒り満ちた顔をして手を思いっきり振り上げ、私の頬を叩く。


そして私を踏みつけ蹴り飛ばす。



「いっ…」



痛くて息がうまく出来ない。


手足は縛られてるから抵抗も出来ない。


殴る蹴るをして落ち着いたのか息が乱れながらも私を見下ろす。



「こんなんじゃ許さないんだから…」



そう言って出ていった。