中に入るのかと思ったら隣に座って星を眺めるのでビックリして目を見開いて見つめてしまった。



「……なんだ…」



「あ…いやだって…ノアが星見るなんて想像つかなかったし…仕事は大丈夫なの??」



「うるさいやつが近くにいないから見に来た…」



う、うるさいって…よくよく考えてみれば私は仕事しているノアにずっと喋りっぱなしだった。
その日あった出来事を話していた。


子どもがお母さんに学校での出来事を話すように。



「あっ…うるさかった…??ごめんね?これからは静かにするよ…」



「そうは言ってない…お前が居て、話を聞いていると落ち着くんだ…仕事に集中出来る…」



「……えっ?!」




突然の事にビックリしていた。


そんな風に思ってくれてたなんて…


だから最近帰ってくるの早かったのかな?とかちょっと期待する。


ちょっとこれ笑顔にするチャンス近づいたんじゃない?!


呑気にそんなことを考えていた。