狼の王さまに笑顔を。







グイッ…






森に踏み入れる前に後ろに引っ張られ振り返るとノアの唇が私のと合わさった



突然の事に頭が追いつかない



ノアとの…初めてのキス






「 ……__________________ 」






唇が離れ、ノアは耳打ちするといたずらに笑った




私はその言葉に顔を赤くする





「さあ行ってこい!」




背中を押され森に足を踏み入れた。




入口はもう塞がっている







『 行 っ て き ま す 』








まだ顔が熱いけど、そう呟き私は歩き出した。真っ直ぐと