「ところで私は恋人役として何かする事とかってあるの??何もしなくていいのかな??」



「ああ…特に何もしなくていい…普通に生活してくれれば…」



そーだよね。何かやらかしてノアに迷惑かかっても困るし…笑



「ねね、私この世界でやることが無いんだ…エレナと仲良くはなったんだけど…この世界の字は読めないしスマホは繋がらないし…部屋から出ちゃダメってローレスさんに言われちゃって…笑」



せめて部屋の外に出ていい許可とかおりないかな…


「ローレスはそんなこと言ったのか…俺は別にこの屋敷の敷地内からでなければ構わない…」



ローレスには俺から言っておくと言われ、敷地内ならどこへ行ってもいいという事に行動範囲が広がり楽しみになっていた。


そして、ノアに色々な事の感謝を伝えた。


気にするなと言い立ち上がり、机に移動し仕事で使う資料らしきものに目を通す。