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「もうすっかり立派になっちゃって。お姉ちゃん安心だわ?」
ララは目に涙を少し浮かべノアに向かって話しかけた
「ああ、ララのおかげでここまで来ることが出来た。感謝している」
「ううん、感謝しているのはこちらもよ。ノアがいなければ私はダメダメだったわ。ありがとう」
「もう私が居なくてもやっていけるくらい立派になって本当に嬉しいわ」
「そんな事言わずにずっとこの国を2人で守っていこう…?」
「………そうね。2人で………」
ララが王になった150歳の時に、
ノアは本格的に王の仕事に関わるようになって早30年。
今日は成人するノアが、ララから王位を受け継ぐ日。
「おめでとうございます!陛下!!」
「ノア陛下〜!!!!」
「おめでとうございます!!!!」
「陛下〜!!!!」
国中の者が集まりノアを祝福していた。

