ノアの成長、家族と思われるウォーレンさんやオリビアさん、ララさんとの事たくさん書いてあった。



一緒に添えられてる絵には……



私には見た事の無いくらい飛びっきりの笑顔で家族と笑っている絵だった。



この時のノアは楽しそうなのに…
何故あんな無表情で無愛想な感じになってしまったんだろう…?



単純にそう思った。



またページをめくって行くとその答えは書いてあった、、





これまで、穏やかだった王室に
ララ様150歳目の生誕祭で事件起きる、



事件…?























ウォーレン陛下、オリビア王妃 死去














ノアの両親と思われる人の死が書いてあった。



嘘でしょ…なんでよりによって誕生日の日に…?



あまりの衝撃的な話にドクドクと心臓が音をたてた。





オリビア王妃の元婚約者、ダミアンとその一族の手引きによる暗殺



………。



元婚約者ってことは…結婚出来なかったから妬んで殺害…って事かな…




その後近衛兵により捕らえられ
ララ王女、ノア王子共に無事。

しかしお二方の目の前での暗殺により
ノア様の精神が安定しない状況




なるほどね…そりゃ私だって目の前で親が殺されたら…なんて考えただけでぞっとする



読み進めて行くと壮絶な内容の話が綴られていて私は言葉も出ず気づけば涙が溢れていた




どれだけ辛かったんだろう、



私には想像がつかない次元の話だ



でもノアにはララ王女…ノアのお姉ちゃんが居たからまだ助けられていたのかな。





ララ王女はノア王子を守りながら150歳という幼さで一国の王となる


その際レオナルド様が一時は国王へ戻られると反対しておられたがララ様の強い意志により見守る事となる