「ロ、ロンくん…僕ママに怒られちゃうよう…王様のお屋敷には近づくなって言われてるんだ…」
僕も僕もと次々にみんな言い出した。
ママに言われちゃしょうがないか…
でもこのままマイナスな印象のまま帰すのも嫌だなぁなんて。
そんな事ないんだってば!とロンくんは男の子達に言っていた
「よーし!わかった!確かにノアは無表情で何考えてるかわからなかったけどだけどそれは昔のノアだよ??お姉ちゃんについて来て!新しいノアを見せてあげる!!会って怖いか怖くないか自分で確かめよう!!!」
急な私の提案に
良いのかな、と不安そうだったけどロンくんもそれがいい!って乗り気になってくれた。
「ただノア今は仕事中だから静かにね!!」
1列になって忍者のように静かにノアの仕事部屋まで向かった。