狼の王さまに笑顔を。





ベッドに横になり天井をボーッと見つめた。





『音羽が好きだ』





考えるはその言葉ばかり


ノアが私の事を好き…


好き………


ふふふっ、嬉しい


好きな人に好きって言われるのがこんなに嬉しいなんて


だけどどうすればいいのだろう…


ノアはいいと言ったけどやっぱり返事をしなくてはいけないものなのか…




はあ………複雑。




ベッドの上で悶えるのとため息を吐くのを交互にしている所にコンコンとドアが鳴る。



誰だろう?ノア?…は普通に入ってくるし…エレナかな?



「はーい!!!」



そう声をかけるとドアを開けて入ってきた人にびっくりした。