狼の王さまに笑顔を。



せっせこ服に着替えてるとき…


なにやら外が騒がしい


なんだろ?


と思ったと同時に勢い良く扉が開いた。


びっくりして扉の方に視線を送る。



「うえっ?!?!?!!!??!」



そこには目を見開いて息切らしながら立っていた……ノアだった。




ちょまっ、色々頭が追いつかないよ?!?!


変な声が出たのはお構い無しにパニック。


目の前に居るのはノアで、


ってなんでノアがここに?!


ジルさんとシルビオは?!


ってちょっとまって?!私今………



「ぎゃああああああ!!!」



下着しか着てないじゃん!!!!!


恥ずかしくて着ようとしてたTシャツで前を隠して走って浴室に逃げた。




「なっ!まて!」




中に入ればもちろん床は濡れているわけで…


そこに走ってきた私は……



「ぎゃあっ!!」



滑って転んだ……