「そうだ!!!!帰ってきたノアをびっくりさせようかな!!元気になった私を見たら幸せになってくれると思う??笑ってくれると思う…?」



「えぇ、ノア様に笑顔が更に増えると思うわ!」


「ノアが笑顔に?」


「そう、あの日からね。急に変わったノア様に国の者たちは皆びっくりよ…笑」


そんな事が…


これは早くノアの笑顔がまた見たくなってきた!



そして腕を組み悩みながら話を続ける。



「じゃあ、私が目を覚ましたことは内緒ね??」


「でも音羽の気配でバレてしまうのでは??」


「あーーー…エレナなんとかならないの??」



私にはそんな力は無いわと言ってお互いに唸っていた。



「それ、私に任せてくれないかしら??」



ドアが開き中に入ってくる。