狼の王さまに笑顔を。

音羽 side



(………音羽……)



誰かが私を呼んでいた。


……誰…?


体が重い…


あれ…私どーしたんだっけ…


うーん…思い出せない…





あぁ、そうだ。


あの目を見たら体が動かなくなって意識が飛んだんだった…