狼の王さまに笑顔を。

「やっぱりお前は生かしてはおけない。」



はむかってくる男を圧倒的力でねじ伏せると立てなくなっていた。


音羽が居たから力が出せていなかったが今は違う。


俺の手の中に戻ってきたならもうこいつに用はない。



「さて、終わりにしようか。お前も苦しいだろう?」



「やめっ……ろっ……」







トドメを刺そうとした時……


俺は……見逃していた…








音羽が目を覚ましていたことを…