狼の王さまに笑顔を。


「音羽!!」



そう近寄ってしまうノアに対して男が剣を向け言い放った。



「だーかーらー!近寄ったらいけないよって、言ったよね!!!」



思いっきり剣を振り音羽の背中に刻まれた。


立ち上がってもまた倒れてしまう音羽。


その姿はまるでゾンビのようだった…


音羽は血だらけで…


生きているのが不思議なくらいに…



「やめろ…やめてくれ……」



助けたくても動くことも出来ない俺。


見てられないと泣き崩れているエレナとジル



「ハハハッ!なんと無様な姿だな!!だけど飽きたなァ。王様つまんなすぎなんだもーん。おい女。そこにいる男を殺れ」



音羽に剣を持たせノアを殺せと命じた。


音羽は受けた傷さえ諸共せず立ち上がり剣を持ちノアに向かう。