狼の王さまに笑顔を。

「俺が何者かって??覚えていないんだな…?」



「お前など知らぬ。それになぜお前のようなものがそのような力を持っている。」



音羽を人質に取られてるから、下手に動く事ができない。



「フフフ…貴様ら王族は俺ら野放しのものなんか目にも止めないんだな!俺はこの女を喰べようとした時あんたに殺されそうになった。あの屈辱…憎くて憎くて仕方が無いんだ!だから俺は悪魔と契約して力を貰った。ただ貴様を消したくて。でもただ消すだけじゃつまらないから俺たちみたいに絶望を味合わせてからってな!!」



高笑いをして笑う男。



「そうか…お前はあの時音羽を襲ったやつか……容姿が化け物みたいに変わっていたから分からなかったよ……あの時消していればよかったかな……」



あぁ、本当に消していればよかった。


音羽や他の者達にまで危険な目に合わせるくらいなら…



顔がみるみる怒りに満ちて行くのが自分でわかった。



「おー?そんな顔あんたでもするんだなぁ?!もう後悔したところで遅いんだよ!ここにいる奴らもお前達王族が憎くて集まってい……?」



話している途中で周りの異変に気づき見渡した。



「おい…何がどうなっている?!あれだけいたやつらを倒したって言うのか?!」



焦り早口になる男。