狼の王さまに笑顔を。

「ごちそうさまでした〜!!」



おばちゃんに挨拶して外に出る。



「ジルさんもご馳走様でした!奢ってもらっちゃって…」



頭を下げて感謝した。



「良いのよ、私が誘ったんだもの。さて、もう帰りましょうか??」



もうお別れか…


時間を見ると結構話していたんだなと思った。


もうすぐ夕日が沈む頃だった。



「寂しいなぁ〜もうちょっと話していたかったけどもう帰ります…」


しょぼんと肩を落とした。