数分歩くと、ちっちゃなお家の前で止まった。



「ここはね、和食のお店なの。私もたまに顔を出すお店だから安心して」



ドアを押して中に入る。



「あら、ジルちゃんじゃないの。いらっしゃい」



優しそうな可愛らしいおばちゃんが出迎えてくれた。



「おば様、家庭的なお料理…お願いできるかしら?」



「家庭的な料理ね。任せてっ!」



キャピキャピとして厨房に入っていった。


夫婦で営んでいるお店のようだった。


そして席につく。


「具体的な注文をするんじゃないんですね??」


「ここは変わっていてね。一定の金額で何でも頼めるの。」



すごい!新しいね。