コンコン…



「??誰だろう?はーい!」



返事をすると、ジルさんが入ってきた。


走ってきたのか、息が荒かった。


多分シルビオに話を聞いて飛んできたんだろうな…


そんな急がなくたってまだ居るのに…笑



「ジルさん!!久しぶりですね!!」



「音羽ちゃん…」



仕事をしているノアの迷惑にならないようにジルさんと外に出た。



「シルビオから話を聞いたんですよね??私…人間の世界に帰ることになったんです。」



「…音羽ちゃん。私が言うのもあれだけど…お食事しません??」



「…え??」



「あぁっ、嫌よね!私なんかと食事なんて!!」



「い、いやその逆ですけど…!」



嬉しかったけど…



急にびっくりしたと言うか。


ジルさんが私とご飯を食べるなんて誰が想像しただろう。



「ノアに話してきますね!!」



「うんっ!」



やっと笑顔を見せてくれたジルさん。



部屋の中に入ってノアに話す。