「俺は…お前にこんな顔ばっかさせているな……」




そんな事ないよ…


ノアと居ると楽しいよ、幸せだよ…


なのに……



「…やめて…優しくしないでよぉっ……!」



少し怒鳴る感じになってしまった。


自分のこの気持ちがわからない。


こんなにも苦しくて寂しい気持ちが…辛い。



「そう怒るな…お前は笑っていろ…」



な?と私の頬に手を置き言う。


邪魔って思ってるのになんで優しくするの…



「…頭冷やしてくる…」



ノアの手を払い除け、部屋を出る。


嫌な女…


自分でそう思うよ。