ずっと抱きしめて背中をとんとんしてくれたお陰で泣き止んだ。



「さて、帰るか…」



乱れた服を着た私に自分が着ていたカーディガンを羽織らせて立ち上がらせる。



「ごめんね…ノア」



「ありがとうって言って欲しいものだな…」



「…フフ、ありがとう!!」



満面の笑みで言うとあぁと言って私の頭を撫でる。



ドキッとした。


最近良くあるなぁ…