狼の王さまに笑顔を。

「そ、それはっ…」


「…お前は野放し者か…。こんな事して許されると思っているのか?」



「ひぃっ!!」



男はさっきの威勢はどこへ行ったのかと思うくらい怯えていた。


無理もない…ノアがこんなに怒ってるなんて相当だ。


今にも手を下しそうなノアに私は止めに入る。



「ノ、ノア…??私はもう…大丈夫だよ…ノアが居るから…」



「だが……。分かった。おいお前。命拾いしたな、次はないと思え。さっさと失せろ」



さらに怯えて逃げて行った。